旧千住郵便局電話分室

昭和4年(1929)築。足立区内最初の鉄筋コンクリート造りの名建築。設計者は、日本武道館の設計で知られる建築家の山田守(1894-1966)。

大正九年に東京帝大建築学科を卒業後、当時の逓信省に入省、昭和二十年に退官するまで各地の郵便局や電話局のほか京都タワーや日本武道館 、聖橋、永代橋(意匠)なども手掛けた。

2002(平成14)年3月までNTT足立電話局として利用されていたが、以後はNTT東日本東京 支店の営業企画部が入って事務所にしている。