長円寺

寛永4年(1627)出羽湯殿山の行者、雲海がここに庵を結ぶ、後 賢俊が

開山しました。本尊は薬師如来小立像。

明治2年(1869)に建てられた山門をくぐり右側に四国八十八カ所巡り毛彫石碣碑群があります。四国八十八カ所巡礼の代わりに建立されました。

山門の左脇に魚藍観音堂があり中に石造で小柄な美しい魚籃観音像が安置されています。元は隣の四丁目氷川神社の御神体でした。

山門外左側にめやみ地蔵、眼病祈願のお地蔵さんです。お堂の横に後生車(輪廻車)がある。願い事を唱え上に廻すと来世ご利益、下へ廻すと現世御利益があると云われています。